小児歯科学分野

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小児歯科学分野

> 診療内容

 当診療室には、日本小児歯科学会の専門医および専門医指導医、そして日本障害者歯科学会の認定医が在籍しており、それぞれの分野で十分や知識と経験に基づいた治療を行っております。

診療室スタッフ

1.むし歯の治療と予防

 お子さんにとってむし歯の治療はとてもストレスのかかるものです。当診療室では、むし歯の状況だけでなく、お子さんの精神状態や生育環境を配慮して、保護者と担当医で相談をしながら治療を進めていきます。小さなお子さんの治療では、泣いたり動いたりして、時には危険も伴うものです。安全性を確保しながら適切な処置を行うために、歯のマスク(ラバーダム防湿)などを使用して治療を行います。また、むし歯を治すだけでなく、新たなむし歯が出来ないように、様々な予防処置(シーラントやフッ素塗布)を積極的に行っていきます。

1.むし歯の治療と予防


1.むし歯の治療と予防

2.歯や口のケガ(外傷)の治療

  お子さんは転倒したり、ぶつかったりして口にケガを負うことがしばしばあります。小児歯科では、歯やお口のケガの処置も行っています。歯が抜けてしまったり、折れてしまった時、あるいは口から出血が見られる場合は、すぐにご相談ください。
 抜けてしまった歯は、元に戻し固定し、折れてしまった歯は、修復することが可能です。歯ぐきや口唇が切れてしまった時には、縫合して出血を止める必要があります。いずれも受傷後早めの受診が望まれます。

2.歯や口のケガ(外傷)の治療

上顎前歯部の脱臼

回復後

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3.歯並びや咬み合わせの相談と予防

 乳歯列から永久歯列への歯の生え代わりを通して、多種多様な異常が認められることがあります。また、乳歯のむし歯を放置しておくと、その下で育っている永久歯に形成不全が生じたり、その歯の神経が死んでしまったりましますし、歯並びが悪くなることもあります。むし歯がひどくなり過ぎて、やむを得ず乳歯を抜いて、そのままにしておくと、永久歯の歯並びに影響することがあります。指しゃぶりなどの口腔習癖が長く続いた場合には、口唇が閉じにくくなり、前歯が前に出てくるなど、歯並びが悪くなることもあります。
 当診療室では、お子さんのお口の成長発達における種々のトラブルに対して、ご相談をお受けしております。また、専門的な歯並びの治療が必要と判断されたお子さんには、専門科をご紹介しております。

3.歯並びや咬み合わせの相談と予防

治療前

可撤保隙装置

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4.「歯の数が足りない」、「歯の数が多い」 などのお子さんへの対応

 最近の日本小児歯科学会の全国調査によれば、大人の歯の数が生まれた時から足りないお子さんが10%いらっしゃることがわかっています。また、余分な歯が上の顎、下の顎に埋まっているお子さんもいらっしゃいます.このような場合やお口の中の軟組織(上の前歯の歯と歯の間のや舌の下の小帯など)が長かったり、短かったりすると外科的な処置が必要な場合もあります。正確な診断とともに、当診療室あるいは他の専門診療科の先生との連携により適切な処置を行っております。

5.障がい児・者 あるいは病気を有するお子さまの歯科治療

 精神的、身体的に障がいのある方も、専門的知識を持った歯科医の元で、歯科治療が可能です.治療環境に慣れるための段階的トレーニングを行ったり、治療ペースをゆっくりすることで、不安感や恐怖心を取り除きながら治療を進めていきます。また、必要に応じて下記に記すような全身的な管理の下で安全な治療を行うことも可能です。また、全身的な病気を有するお子さんについては、かかりつけの小児科の先生方との連携を図ることにより、治療方法などについて十分な検討を行い最適な方法で歯科治療を行うよう努めております。

6.全身麻酔下歯科治療

 歯科治療に強い恐怖心を持つお子さんや、低年齢のお子さん、あるいは全身疾患のために外来での歯科治療が難しい方、障がいを有する方々には、歯科麻酔科や口腔外科などの関係する専門診療科の先生方と連携し、必要に応じて全身麻酔法や精神鎮静法を用いた歯科治療を実施しています。治療中は痛みや不安を取り除くことが可能ですし、専門の歯科麻酔科医が全身状態をチェックしておりますので、安心して治療を受けていただけます。また、集中的な治療を行うことにより来院および治療回数を可及的に少なくすることが可能となります。

5.全身麻酔下歯科治療


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