小児歯科学分野

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2013/12/13

No_27 早崎先生、大丈夫ですかぁ〜?!

 11月14日、有志で院内のBLS/AED講習会を受講しました。まずはお約束の心臓マッサージ、胸骨圧迫の練習からスタートです。手の置き位置、組み方を習い、100回/分のメトロノームに合わせて5センチ以上沈みこませるのは、思いのほか疲れます。換気は医療従事者らしくバッグバルブマスクを用いましたが、我々小児歯科医にとっては日頃手にすることのない道具です。何とか格闘しながらマスクフィット。時々、胸、上がらず…。

 続いて「院内の要救護者を発見し…」というシナリオで、一人で行う救急蘇生のトレーニングです。今回、当科からは7人の受講だったため、3.5グループに分かれていたのですが、あちこちから「早崎先生、大丈夫ですか〜?!」の声が…。そして「意識ありません、呼吸ありません!」お約束のセリフの後に、2分間のCPR。某K先生は、最初に飛ばしすぎで1分を過ぎたあたりからヘロヘロ心臓マッサージです。そして、最後の15秒の長いこと…。それでも何とか早崎先生は蘇生したようです?!明日はきっと筋肉痛…。

 二人一組のチームにインストラクターが一人ずつついて下さり、寸劇ありのデモ、丁寧なご指導のお陰で、AEDの使い方や質の高いCPR、窒息の解除法などをしっかりと復習することができました。できればそのような事態を引き起こしたくはないのですが、いざという時のために、繰り返しトレーニングが必要だなと実感した2時間でした。インストラクターの先生方、スタッフの皆さん、ありがとうございました!

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2013/11/23

No_26 日本障害者歯科学会に参加してきました!

 10月11-13日に、神戸にて日本障害者歯科学会が開催され、「歯科衛生士によるブラッシング運動の三次元的解析」というタイトルでポスター発表をしてきました。障害者歯科学会は、一次医療、二次医療を担う開業医さんや地域の口腔保健センターの先生方、さらに第三次医療を担う大学、病院歯科では障害者歯科、歯科麻酔科、口腔外科、高齢者歯科、小児歯科に摂食嚥下と多様な先生方が一堂に会する学会で、特に今回は第30回記念大会ということで、300を超えるポスターに、60題の口演、さらに多数の特別講演があり、大盛況でした。

 写真は神奈川県立こども医療センターの佐々木康成先生ですが、多くの先生がたや第一線で活躍されている衛生士さんたちと、臨床および研究について直にお話することができ、大変有意義な学会でした。また、今回は、大阪大学障害者歯科治療部の主管でしたが、本学の卒業生で同大学の大学院に進学した卒業生とも1年ぶりに会い、頑張っている姿を見ることができたのも収穫でした。

 今回は残念ながら神戸ビーフにはありつけませんでしたが、中華街で本場の点心をいただくことができ、伊丹空港では、しこたま関西スウィーツを買い込んでの帰路でした。来年は仙台で開催予定です。
文責 大島

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2013/11/19

No_25 歯科検診での講話

 こんにちは、大学院1年の花崎です。秋といえば歯科検診シーズンです。秋に美味しいものをたくさん頂くためにも、お口のトラブルは早期発見しましょう!というわけで、小児歯科一同は10月16日に附属小学校、17日に附属中学校へ検診に行ってきました。小中学生は親御さんの仕上げ磨きから独立し自分で歯磨きを行い始める時期ですが、同時に友人との交遊、部活、習い事と忙しくなる時期でもあり、本人の意識が口腔衛生環境に大きく関わります。口腔への意識を高めてもらうために、歯科健診にあわせて中学校1年生、小学校5年生それぞれを対象に歯科講話を行いました。

 中学校1年生へは、主にむし歯と歯周炎に関して中島先生が講話を行いました。生徒の皆さんも熱心に聞いてくれたようで、口腔への関心をもった生徒さんが多く学校歯科医として嬉しい限りです。中島先生は100人を超える生徒さんを相手に熱弁を振るっていました。

 小学校5年生へは、私花崎が講話をさせていただきました。むし歯、歯肉炎、12歳臼歯の磨き方についてなどいろいろな内容に触れましたが、どの児童さんも熱心に耳を傾けてくれて、とても楽しくお話しすることができました。質問も活発にあがり、お口に興味をもってくれていることが体感できました。

 今回の講話が、生徒・児童の皆さんの、自分の口の中を見つめなおすきっかけになれば幸いです。

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2013/11/13

No_24 日本小児歯科学会 北日本地方会 報告

 平成25年10月26日、青森市文化観光交流施設「ねぶたの家 ワ・ラッセ」にて開催の第31回小児歯科学会北日本地方会に、早崎教授、齊藤准教授、澤味が参加しました。会場は、観光客の方が館内を見学されていたり、ねぶたの囃子が響いたりしており、「ねぶた」を感じられる観光施設でありました。

 10月下旬でありましたが、季節はずれの台風接近で天候が心配されましたが、学会は平穏無事に開催され、多数の先生方が参加された北日本地方会でした。
 一般講演に加えて、午前の北海道医療大学歯学部の齊藤正人先生の教育講演「少子化時代の小児歯科臨床」、午後の青森県立中央病院小児科の曾田久美子先生の特別講演「子供の心理」にはたくさんの先生方が、耳を傾けていらっしゃいました。
 また、夕方からは、齊藤准教授の専門医セミナー「口腔機能と形態から考える小児期の咬合治療」があり、多くの専門医の先生達が参加されていました。

 懇親会では、和やかな雰囲気で始まりましたが、中盤にフラダンスの催し物まで演出され、賑やかな会となりました。
 来年度の小児歯科学会北日本地方会は、大会委員長の早崎教授、大会準備委員長の齊藤准教授のもと、新潟で開催されます。

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2013/11/12

No_23 Diaper cake!

 社会人大学院生の君です。このたび、私事ながら出産の時期を迎え、先生方にかわいい紙オムツでできたケーキをいただきました!お忙しい中、時間を作っていただき皆さんで作っていただいたことに大変感激しました!早崎教授をはじめ、先生方のサポートのおかげで体調もよく出産時期を迎えられ、またお休み中の患者様のフォローなど本当に感謝でいっぱいです。無事元気な赤ちゃんを出産し、小児歯科へ戻って参りたいと思います。次回はケーキと赤ちゃんの2ショットを皆さんにお知らせしたいと思います。本当にありがとうございました!! 

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2013/11/8

No_22 新潟大学大学院 医歯学総合研究科(博士課程)募集に関して

 平成26年4月入学者についての第2次募集が平成25年11月11日(月)〜11月14日(木)に予定されています。
 また、第3次募集は平成26年1月14日(火)〜1月16日(木)となります。
 興味のある方は、気軽に齊藤(isaito@dent.niigata-u.ac.jp)までご相談ください。

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2013/11/6

No_21 努クンの第8回顎機能セミナー体験記

 こんにちは。大学院1年の努クンこと中島努です。今回、9月7〜9日にかけて北海道で行われた顎口腔機能セミナーに参加してきました。
 参加されたことのある先生方から「事前に大変だよ、夜眠れないけどがんばれ」と言われていました。参加自体が初めてであったため大変とは聞いていてもどんな形のセミナーなのか楽しみにしつつ北海道に到着しました。セミナーでは他分野にわたる講師の先生方から講義を受け、その後実際にデータをとり、解析し、プレゼン、発表まで行うというものでした。

 私たちのグループは「主機能部位における咬合力測定は咀嚼能力の評価に有効か?」というテーマで研究を行いました。主機能部位という言葉も初めて耳にする言葉であり、また咀嚼機能の評価についても学生時代のうっすらとした記憶しかありませんでしたが、講師、アドバイザーの先生方からいろいろと教えてくださりなんとか理解しながら進めることができました。1日目はデータ取りのみでその夜に懇親会が行われました。また2日目には、早朝から岡山大学の皆木教授の号令の下、何名かの先生方とともにテニスをご一緒させていただました。2日目は講義を挟むもののほぼ1日かけて計測・解析とプレゼンの準備を行いました。

 グループ内でどのデータが必要か?得られたデータから何を考えるか?など、グループ内でディスカッションを行い、完成したのは3日目の朝7時でした。写真は徹夜明けの北海道の朝日が差し込む中で撮った一枚です。
 

 最終日の発表は私が担当することとなりました。緊張のあまり質疑応答では見当違いな回答をしてしまったり、少し時間をオーバーしたりと多少のハプニングもありましたが、朝まで討論を重ねったことや、いろいろな先生方の助けを借りて無事に発表することができました。
 今回のセミナーは確かに体力的には大変であり、観光の時間も2〜3時間しかありませんでしたが、研究の流れを知り、また得られたものから何を考えなければならないかなど多くのことを学ぶことができました。3日間多くのことを教えていただいた先生方本当にありがとうございました。

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2013/11/5

No_20 第8回顎機能セミナーに参加してきました。〜花崎より〜

 こんにちは、大学院1年の花崎です。9月7日〜9日の3日間にかけて、第8回顎口腔機能セミナーに参加してきました。セミナーとは主に大学院生や若い研究者を対象とした勉強会で、3日間で講義のみならず、グループにわかれて実験、発表まで行ってしまうというとっても内容の濃い合宿です。このたび小児歯科からは受講者としてセミナー初参加・大学院1年コンビの中島先生と私花崎、アドバイザーとして齊藤准教授の計3人が参加しました。
会場は北の大地北海道・札幌!3日間を乗り切るために、我々は札幌の空気を満喫し、ジンギスカンで精力をつけ、会場に向かうのでありました。  

 会場は大自然に囲まれたホテルで、ガイダンスが済むとすぐ座学が始まりました。生体電気信号や顎運動などの計測の基本原理や概念など、なかなか聴くことのできない興味深い講義を受けることができました。
続いては6グループにわかれての実習です。私と中島先生は偶然同じグループとなり、他7名の受講者の先生方と咬合力・咀嚼力・咀嚼運動の関連について実験・発表を行いました。日頃小児歯科で研究している我々ですが、このセミナーでは補綴科、矯正科など他分野の先生方と交流でき、とても刺激を受けました。

 実験の一環で小型筋電計を装着している中島先生。
こんなに小型なんてすごい!

 3日目午前の発表に間に合わせるため私達のグループは徹夜でしたが、北海道の朝日は美しかったです。こんなに一生懸命研究に取り組んだのは久しぶりで(問題発言)、セミナーを終えてみて、今の自分では研究に対する知識が足りていないこと、もっと全力で研究に取り組まねばならないと実感しました。次回セミナーは2年後ということですが、この様な勉強会には積極的に参加していきたいと思いました。

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2013/11/5

No_19 川崎勝盛先生が英国留学から帰国しました!先生の活躍を期待しています!!



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2013/9/27

No_18 台湾障害者歯科学会に参加してきました!

 9月14-15日に台湾・高雄市にて台湾障害者歯科学会が開催され、日本障害者歯科学会理事長の緒方克也先生とともに、学会に参加してきました。福岡から台北への直行便で2時間、さらに高雄市まで新幹線で2時間の移動でした。日本障害者歯科学会は4500名を超える大きな学会ですが、台湾の障害者歯科学会はまだ発展途上で、日本から多くのことを学ぼうという意欲を感じました。

 今回は、緒方小児歯科医院と当分野の共同研究で、自閉症の方の歯磨き行動の獲得についてのポスター発表をさせていただきましたが、台湾の先生方の他にも、緒方理事長を始め、九州歯科大学西原学長、ベルギーの障害者歯科学会理事長Luc Marks教授など多くの特別講演があり、活発な討議が行われました。中国語で行われた会議の時間は少し抜けさせていただき、高雄大学病院も見学させていただきました。残念ながら当日は土曜日でありながら登校日(次の週が中秋のお祭りで学校がお休みになるので振替)とのことで小児歯科診療室には子供がいませんでしたので、診療室の写真だけ撮らせていただきました。

 1日目の夜は学会懇親会、2日目の夜はなぜか九州歯科大学の台湾同門会にお邪魔させていただき、日本と台湾の深い結びつきを感じることができました。台湾の方は皆、優しく友好的で、とても楽しく過ごさせていただきましたが、乾杯のあとは一気飲みするのがお作法というのには参りました。次回は齊藤准教授にお願いしたいと思います。観光の時間は殆どありませんでしたが、最後に緒方理事長と台湾名物巨大かき氷の写真を勝手に公表させていただきます。次回は、韓国で焼肉、かな? 文責 大島

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2013/8/16

No_17 水泳部の皆さん!Dentalお疲れ様でした。

 2年、井上綾子がお送りします。
 8月3、4日と福岡県立総合プールにて全日本歯科学生総合体育大会(通称、ALL DENTAL)の水泳部門の大会が行われました。全国の歯科学生が集まるとても大きな大会です。私たち歯学部水泳部はこれをシーズンの最終目標として練習してきました。大会内容について、個人の部門ではメダルを獲得したり、入賞したりする部員もいて多くの活躍がありました。そして、大会の醍醐味であるリレー。水泳は個人種目でありながらもリレーは四人でつなぐ唯一の団体種目なのです。男女それぞれチームを組み、出場しました。この大会でのリレーが六年生の古市先輩と泳ぐ最後のリレーだったので、感慨深いものでした。リレーが終わると、先輩方は涙を流していました。その姿が本当に印象的で、2年生の私は最後の大会がこんなふうになるよう後5年間、部活を精一杯頑張ろうと思いました。

 今回の大会で、また始まる新たなシーズンに向けての目標が部員それぞれできたと思います。来年のALL DENTALは長崎での開催です。長い冬となりますが、輝ける夏に向けて泳ぎこみたいと思います。

 早崎先生との食事会について、1年、樋口博章がお送りします。

 今回、私たち新潟大学旭町水泳部は早崎先生に、普段、学生だけでは食べれないような高級な食事をごちそうになりました。福岡名物の水炊きに始まり、鳥の唐揚げ、手羽先といった鳥のフルコースでした。そのお店は博多で有名な老舗の水炊き屋だったようです。美味しい食事をいただいた上に、先生から「タメになる話」を聞くこともできました。その内容は「子供が患者ならば、どのような対応をすべきか。」というものでした。先生の専門が小児歯科であるので、その話はとても説得力がありました。貴重なお話とお食事の両方で、我々は心もお腹もいっぱいになりました。忙しい中、我々のために時間をつくっていただいた早崎先生に感謝です。ありがとうございました。

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2013/8/10

No_16 新潟大学歯科研修B−1コース体験記

 大学院1年の中島です。先日のお知らせでは花崎先生のほうからB−2コースについてアップがあったので、今回はB−1コースについてお話ししてみようかと思います。Bコースの場合知っての通り前半もしくは後半に専門診療室に残るかを選択できます。僕の場合は諸事情により歯科医師免許の交付が遅れたため前半に外に出ることが不可能だったという理由でB−1コースでした。実際のB−1コースのメリットとしては新入大学院生とともに小児歯科の臨床にあたって必要な知識、技術を「卒後セミナー」という形で学ぶことができます。

 現状の学生実習では学べないこと、体験できないことを臨床に並行しながら教えてもらえることができます。大学院の進学は考えていなくても、難しい小児の対応法についてエッセンスのみにはなりますが学べることができます。デメリットとしては、大学院進学を考えた際、試験のたびに戻らなければならないこと。提携先の病院が実家なりから通えるところではない限り、かなり無理な日程で引っ越しをしなければならないこと(大学院進学の場合3月も同様です)が挙げられます。
 どんな進路を選ぶにしてもメリット、デメリットがあると思います。小児に興味があるけど踏み切れないようであれば気軽に相談に来てください。上の先生方には相談しにくいこともあるかと思います。もしくは思い切って半年身を投じてみるのも手だと思います。いずれにせよ大学院進学にかかわらず小児歯科に来て後悔することはないと思います。

上は送別会や小児歯科学会での写真です。本当に楽しい研修医生活でした!!




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