小児歯科学分野

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2013/8/9

No_15 1年目ケースレポート終了

 新たに入局した先生方は「学生・研修医の方へ」の卒後臨床教育にあるように、卒後セミナーを受講し、1年間の研修が始まります。その後、実際に患者さんの治療にあたるわけですが、1年間の研修の成果として、「ケースレポート」を行います。
 このケースレポートでは、1年間の研修を終えた先生が実際に担当した患者さん1例について、初診時から一連の治療が終了がするまでのすべての資料、すなわち、問診票、医療面接、口腔内診察、口腔内写真、エックス線写真、診断、治療方針、治療計画、治療経過、口腔衛生指導等を提示し、その過程における質疑に答えるというものです。新しいシステムになってから初めてのケースレポートだったため、指導する側にもすり合せを行う貴重な機会となりました。
 今回は4名の先生が対象でしたが、1名/1日、17時からはじまり平均すると21時すぎまで4時間以上行っていたのではないでしょうか?このように実際に自らが治療した患者さんの診療過程をプレゼンテーションすることにより、また、多くの先輩や同僚からの質問に答えることで、1年の研修成果を確認するとともに、自ら研鑽すべきものが見えてきます。最後は、参加者全員で1年間の研修終了をお祝いし、小児歯科診療の一部について独り立ちすることになります。来年度ケースレポートを行う新入医局員の先生方にとっては、身の引き締まる思いをしたことと思います。彼らの今後の更なるステップアップを望んでいます。

腹ごしらえも大切です。

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2013/7/30

No_14 ポリクリの感想をいただきました!5年生の皆さんOSCE頑張ってね〜

 慣れない半袖の緑衣を肌寒く感じていたのをやっと思い出せるくらい、気づけば汗ばむ陽気で7月も中旬にさしかかる頃、わたしたちB班は小児歯科のポリクリがやってきました。
 通称ポリクリとよばれる臨床予備実習は5年生の前期に行われ後期からはじまる臨床実習にむけて「講義、模型実習と臨床実習の架け橋をなす実習」であり、これまでの学習内容を実際の患者さんを前にして対応することができるよう知識、技術を深めコミュニケーション能力を習得することを目標としています。小グループにわかれて各診療科をローテーションし、実習内容は各科ごとに異なり9月にあるOSCE対策も十分に行われます。服装・身なりが決められ、あらゆる場面で臨床を想定することにより医療人としての自覚を持ち、臨床現場での最低限の常識を養う実習でもあります。
 小児歯科のポリクリの内容はおもに3つに分かれ、治療計画立案、ロールプレイ形式の患者説明、模型実習です。
 治療計画立案では一人ずつ症例が与えられ、口腔内写真やエックス線画像を参考に口腔疾患に関する診断を行い記録用紙に正しく記入し、一口腔単位の治療方針を立案します。一度4年の終わりにやったことがあるにもかかわらず自分たちの知識不足をみせつけられましたが、早崎教授じきじきのマンツーマンの指導によってみんなかなり理解が深まったように感じました。
 患者説明では保隙装置装着時の保護者への説明と口腔衛生指導をロールプレイ形式で行いました。2人1組で説明のしかたを考え患者役と歯科医師になりみんなの前で説明し反省点を議論し先生のフィードバックを頂きました。ただ方法を細かく列挙するだけでは不十分で、なぜそれをしなければいけないかといった意義を患者が理解してはじめて説明といえます。患者さんが知りたい事は何なのか、そのために必要な知識がどんな事かを学ぶことができました。
 模型実習ではシーラントによる齲蝕予防法と外傷固定処置法を学びました。今回の処置だけでなく、ほかの実習でやったけれどあいまいだった基本的手技の復習や素朴な疑問にも丁寧に対応してくださり、今後の学習にも大いに活用できる内容でした。
 小児歯科のポリクリは終始穏やかな雰囲気で、班のメンバーは口をそろえて、とっても楽しかったね、と話しました。「学生さんとのふれあいを大事にしています」ということばのとおり、早崎教授をはじめ先生方はとても親しみやすく、なんでもきける雰囲気のおかげで学習内容がスッと身についた気がしました。また4年までの講義や模型実習が指導に終始せざるを得ないのに対し、ポリクリが先生と学生との対話によってすすめられることは学生にとって知識技術面だけでなく、数年後歯科医師としてどのように生きていくかを考える意味でも非常に価値のあるものだと思います。
 緑衣をよごさないように気をつけながら、みんなでスイカを囲んで美味しいねと言いあった思い出を懐かしく感じる日がくるのを夢見て、残りの学生生活が充実したものになるよう日々学んで行きたいと思います。

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2013/7/29

No_13 新・医局の下見をしてきました!

 新潟大学歯学部の改修工事が進み、この7月25日から各分野(講座)の改修工事後の移転が口腔解剖学分野から始まりました。工事は外来移転(平成24年11月26日開院:詳細は病院ホームページ)に伴い、その空いた旧各歯科診療室に工事を行う場所の分野が引っ越しをしました。空いたその場所の工事が終了すると、新たな分野がそこに引っ越しをします。必ずしも各分野が旧来の場所に戻るわけではありませんので、玉突きのように引っ越しと工事が順次行われることになっています。例えば歯科矯正科は昨年12月初旬に、旧来の小児歯科診療室に一度引っ越しをしました。そして、今回8月21日に新たな場所への引っ越しが予定されています。小児歯科学分野は旧診療室に引っ越しをすることなくダイレクトに新たな場所に8月29日と30日に引っ越しを行いますが、廃棄物品を一度に決めなければならないリスクも合わせもっています。 
 私たちが現在使用している場所に入る分野にとっては、これから新しく移転する場所の工事が始まることになります。私たちが現在使用しているA棟は新外来棟に最も近いことから、病理学、歯科麻酔学を含めた口腔外科系の先生方の分野が入ることになっています。
 小児歯科学分野は、予防歯科学分野と摂食リハビリテーション学分野と一緒のブロックで、B’棟5階に移転します。事前に設計は行っていますが、今回、実際の移転先(まだ工事中)を初めて見てきました。「なるほど、こんなふうに配慮してもらえているんだね!」、「えー?なんでこうなっているの?」とまぁ、悲喜こもごもでしたが、什器等の新規物品の購入もこれで全て決まることになります。他分野ではこの下見で「教授室の場所が変わった!」、という話も聞いておりますので、私どもも落ち着くには時間がかかるかもしれません。多忙な夏休みの傍ら、引っ越し隊長の齊藤准教授はメジャーと電卓を持って悪戦苦闘の日々を送っています。

探検隊、準備万端?

写真係の澤味先生の腕は確かです!

建物の角の明るい部屋を医局として頂きました。改修はまだまだ途中ですね。

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2013/7/12

No_12 小児歯科分散実習の感想

 こんにちは、新潟大学歯学部6年生の三浦祥平です。僕たちは昨年の10月から6年間の総まとめとして、新潟大学病院で臨床実習を行っています。今まで講義や模型実習で学んできたことを生かして、実際の患者さんを治療させていただきます。臨床実習は歯科総合診療部での患者診療実習と、それぞれの各専門診療室に赴いて治療や治療の補助、見学などを行う分散実習があります。僕たちが普段総合診療部で診ている患者さんはご年配の方が多いのですが、小児・障害者歯科に来られる患者さんは当然ながら、そのほとんどがお子さんです。小児歯科分散実習を始めた頃は、診療台の上で泣きわめく子供にどう接すれば良いのか分からず歯科治療どころではありませんでした。治療に使う器具を見せ、痛くない治療だから大丈夫だよと伝えても泣き止んでもらえず、思うように治療ができませんでした。本来はこのような場合、子供が泣きわめいていても治療を続行し早く終わらせることに努めるべきだ、ということを早崎教授に教えていただきました。治療方法そのものは知っていても、実際にやってみるとなかなかできないことがたくさんあるのだなと感じました。小児歯科では治療が終わった後に、治療を頑張ったご褒美としてシールをあげたり、ガチャガチャをやってもらったりしています。治療のときは泣いていた子供もこの時ばかりは、きらきらとした笑顔を見せてくれます。
 臨床実習では、実際の患者さんを治療させていただき多くの貴重な経験をすることがでます。特に小児歯科の分散実習は、総合診療部では体験できない子供の歯科診療、子供への対応を学ぶことができる大変貴重な実習でもあります。学生のうちからこのような貴重な経験をさせていただけることに感謝し、より多くのことを学べるよう日々の実習に取り組んでいきたいと思います。

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2013/7/11

No_11 新潟大学歯科研修B−2コース体験記

 大学院1年の花崎です。新潟大学歯科研修B−2コース〜小児歯科ver〜についてご説明させて頂きます。
 みなさんご存じかとは思いますが、B−2コースでは研修1年間の前半(4月〜9月)を外部の協力型施設で、後半(10月〜3月)を新大の専門診療科で過ごすことになります。私の場合、前半は地元である富山県の県立中央病院で、後半はこの小児歯科で研修させて頂きました。
 私がそもそもB−2コースを選んだのは倍率が低いと考えたからでした。Bコースは半年間新潟市から離れねばならず引っ越し問題がつきまといます。B−1コースには@前半は学生時の家にそのまま住める、A後半は10月に引っ越してそのまま地元なり研修先で就職活動できる、といった大きなメリットがあるため、必然的にB−1コースの倍率が高くなると考え、B−2コースを選択しました。学生6年間分のホームシックで早めに地元に戻りたいという気持ちもありました。
 そんなネガティブな気持ちで選んだ小児歯科B−2コースについて、この機会にB−1コースと比較した際のメリット・デメリットについて考察してみました。
 まずデメリットです。出遅れます。小児歯科では研修医および大学院1年生に対し4月から卒後セミナーなる講義と実習が行われますが、10月には行われません。10月は大学院生の先生方も仕事にもメンバーにも慣れ始めている頃ですが、そんな環境に1人で飛び込むことになります。しかし幸いなことに、小児歯科の先生方は優しい方が多いです。特に疎外されることもなく、卒後セミナーも資料を頂いて分からないことは質問できる環境が整っています。したがってさしたるデメリットはありません。
 対してメリットは大学院に進学しやすいことです。毎日大学に通うため、出願期間直前まで医局の雰囲気や研究内容を吟味しながら進学を検討でき、大学院試験も受けやすく、デスクもそのまま4月には無事進学できました。半年間大学を離れ研修した経験と客観的視点を持ち、就職活動を本格始動する秋に並行して大学院進学を検討できるということは大きなメリットではないかと思います。しかし進学の有無に関わらず大学院進学を迷っていない方にとっては、あまりメリットにならないかもしれません。
 つまりはB−1、B−2コースにあまり違いはないのではないかというのが私個人の考えです。私の同期の中島先生の意見も参考にして頂きながら、自分の納得する道を選んでもらえればと思います。一緒に小児歯科を学んでいく先生、お待ちしています。
 最後に半年間の小児歯科での研修内容ですが、平成24年度の場合、大島邦子先生のアシスト業務が主でした。これはB−1も2もあまり違いはないのではないかと思います。ほぼ知識のない小児および障がい者歯科についてマンツーマン体制で教えて頂きながら、時に治療もさせて頂く。これがとても楽しくくせになってしまい私は進学してしまいました。興味のある方は是非、小児歯科で研修を。やみつきになりますよ☆

↑どんな質問にも分かりやすく対応してくださる大島先生。

↑半年間で仲が深まること、間違いなし!

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2013/7/4

No_10 新任の先生のご紹介

 ご紹介が少し遅くなってしまいましたが、6月1日付けで鹿児島暁子先生が医員として新たに仲間に加わってくれました!先生のご経験でさらに外来がレベルアップしてくれるものと期待しています。
 また、7月1日付けで澤味規先生が助教に昇任されました。
 お二人のご活躍楽しみにしています!

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2013/7/2

No_9 平成25年度医局説明会の報告

 大学院1年の中島です。
 2013年6月23日に医局説明会を行いました。
 医局説明会は「歯科の未来はどうなるのか?」と題し、会場では鹿児島から直送した黒毛和牛焼肉や寺泊港で仕入れた海産物の手巻き寿司をお出ししますと参加を募ったところ、研修医、4、5、6年生総計65名に集まっていただくことができました。改めて「肉の力」ではなくて、「先生方の人を引き付ける力」に感動しました。

 医局説明会では早崎教授、齊藤准教授をはじめ医局の先生方から、「今なぜ小児歯科なのか?」、「小児歯科に入局するとどういったことができるようになるのか?」など小児歯科の魅力について存分に語っていただきました。また、研究と小児歯科の関わりということで微生物感染症学分野の寺尾教授からもお話をいただきました。

 寺尾教授ありがとうございました。
 そのほかにも小児歯科の重要性だけでなく、実際の大学院生の生活がどういったものなのかを大学院生数名から話をさせていただきました。
 説明会後は小児歯科の医局にて懇親会を行いました。
 当初は60人分のご飯が用意できるか?食べられない人がいたらどうしよう?など心配しましたが、思った以上に学生さんが楽しんでいる顔を見ることができ、安堵とともにとてもうれしくなりました。ただ一つの僕の中の懸念材料を残しては・・・

 上の写真がそれです。懸念材料とはブリ解体ショー。高校の調理実習以来、丸々一匹さばくことなどなく、ましてやこんな人前でするとは思っていなかったのでものすごく緊張しました。あまりの大きさに引いている女の子も何人かいましたが・・・

 このように(楽しそうに女の子に囲まれる齊藤准教授)学生さんと医局員が楽しくざっくばらんに交流をすることができました。今回の医局説明会では人数が多く、一時はどうなることかと思いましたが学生さんがこれを機会に、小児歯科に少しでも興味を持ってくれたら最高です。
 木曜日と次の日が学校にも関わらず遅くまで参加していただいた皆様本当にありがとうございました。また来年も行いますので楽しみにしていてください。
 本当に楽しい時間をありがとうございました。今後の医局説明会で参加者が主催者になる日を医局員一同楽しみにしています。

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2013/6/24

No_8 第4回 北信越障害者歯科臨床研究会に参加してきました!

 6月23日(日)に長野市・サンパルテ山王において第4回北信越障害者歯科臨床研究会が開催され、早崎教授、岩瀬助教、大島が参加しました。この研究会は、日本障害者歯科学会の地域関連団体で、日本全国に9つ存在する同団体のうちの1つです。福井県、石川県、長野県、富山県、新潟県の5県の先生が所属されており、毎回各県の歯科医師会のセンター等の先生方が必ず発表されることが特徴となっています。
 今回の研究会は、「リスクマネジメント -障害者歯科における安全な歯科医療のための備え-」をテーマとして開催されました。シンポジウム「障害者歯科における医療安全のためのちょっとした備え」において、当分野の岩瀬陽子先生が歯科麻酔科の田中 裕先生とともに「新潟大学医歯学総合病院における障害者歯科医療安全の現況と対策 -歯科治療医・歯科麻酔医,それぞれの視点から-」を発表されました。写真はシンポジウムの後半のディスカッションでの一枚で、田中先生が遠くを見られていたのが印象的でした(笑)
 また、一般講演でも岩瀬陽子先生が、「第一大臼歯の完全埋伏が認められたPallister-Killian症候群の1例」を発表されました。
 第5回研究会は、平成26年6月29日(日)に新潟市で当分野が大会を主催致します。学生・研修医の皆さんは無料で参加できるようにしたいと思いますので、今後詳細が決まりましたら、ホームページで案内をさせて頂きます。各地域で行われている障害者歯科治療の現状を知るいい機会です。是非参加してみて下さい! 文責 大島

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2013/6/24

No_7 第24回国際小児歯科学会の報告

 大学院2年目の黒澤です。
 2013年6月12〜15日に韓国・ソウルのCoex Convention Centerにてthe 24th Congress of International Association of Paediatric Dentistry (IAPD)が開催され、当科の齊藤准教授・岩瀬助教と参加しました。行きは1人で新潟からCoexの会場まで行かなければなりませんでしたが、なんとか無事に到着することができました。

 6月14日には、齊藤准教授と私のポスター発表・討論がありました。お昼過ぎに齊藤准教授の発表があり、「Unilateral Open-bite Caused by an Impacted Primary Molar with Ankylosis: A Case Report」という症例報告でしたが、流暢な英語で発表・質疑応答をされていて発表の方法等を勉強させていただきました。
 夕方には私の研究発表「Comparison of dynamic occlusal contact during chewing between preferred and non-preferred sides」がありました。学会発表は国内外あわせても今回が初めてだったのでとても緊張しましたが、先生方に助けていただきながら、初めての発表を終えることができました。今回このような大きな場での発表することができ、とてもよい経験をすることができました。ありがとうございました。

 また、夜は日韓の大学・開業医の先生方合同の会に参加させていただきました。同年代の韓国の先生とお話することができ、より精進しなければと良い刺激を受けました。写真は日韓の国際交流協定延長の調印式です。両国の小児歯科学会がともに発展していければと思います。

 さて、学会といいましても勉強ばかりではありません。夜は他大学や開業医の先生方と飲ミニケーションを行い、韓国本場の焼き肉をいただきました。大先輩にあたる先生方とお話しすることができ、とても有意義な時間を過ごすことできました。

 最後は、国宝第1号の南大門です。この近くの市場は大変活気がありました。私もそのパワフルさを参考にして、臨床や研究生活に生かせたらと思います。
 この度は、いろいろな先生方にご迷惑をおかけしましたが、無事に学会を終えることができました。ありがとうございました。

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2013/6/22

No_6 医局説明会のお礼

医局説明会に多くの学生さんや研修医の先生が来てくれました!皆さんとお話ができてとても楽しかったです。ありがとうございました。詳細は後日報告しますね。

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2013/6/22

No_5 学生さんから早期臨床実習IIの感想をいただきました!

 こんにちは。新潟大学歯学部歯学科2年の佐藤と申します。
 早期臨床実習Tは1年生の頃に行いましたが、憧れの学部に入学したばかりのわくわくした気持ちで先生方の治療している姿を初めて間近で見ることができ、一生懸命勉学に励もうという意識が駆り立てられるものでした。そして今私たち2年生が行っている早期臨床実習Uは早期臨床実習Tに比べ各科をより長い時間をかけて見学や体験することができるため、歯科治療の難しさを実感しながらも毎週楽しみに実習に臨んでいます。
 数人の班に分かれて毎週ローテーションで各科を周っていますが、私たちの班は6月18日に小児歯科の実習にあたりました。小児歯科の実習では班員と互いに歯を磨き合うというものでした。今までの実習で冠・ブリッジ診療室で模型を削るという体験はしましたが実際の人間に対し機械を使って実習するということは初めてで、とても緊張しました。ジャンケンの結果、私が1番目に実習を行うことなり、先生からレストの置き方や口唇排除の仕方などを直接ご指導いただきましたが全く思い通りに行きません。レフトを置いているつもりであったのに気づくとフリーになっていたり、バキュームに関しては本当に水を吸えているのか分からないけれどなんとなく口の中に入れてみるという具合になってしまいました。実習後は班員皆、口をそろえて難しいという一言でした。ですが、クラスメイトとお互いにアドバイスをしあいながらの実習はとても楽しく、今後学年を重ねるごとに増えていくであろう実習に対する期待も生まれました。その後は早崎教授から貴重なお話もうかがうことができ、これから自分がどのような目標を持ち、どんな歯科医を目指していくのかを改めて考えられる良い機会となりました。
 今回の実習で学んだことを生かしながら残りの半分の早期臨床実習をこなしていけたらなと思っております。
 早崎教授、この度は充実した実習をありがとうございました。

 初めての歯磨き実習です。

 6年生の先輩からもご指導頂きました。

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2013/5/31

No_4 6月20日(木)19時より医局説明会を行います!気軽に参加してくださいね。






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